口腔病態診断科学講座 口腔病理学部門
講座紹介
病理学は、病気の原因及びその成り立ちを解明する科学で、疾患による変化を形態学的にとらえる「病理形態学」と、その背景となる分子メカニズムを明らかにする「分子病理学」よりなります。その中で、口腔病理学が対象とする疾患には、口腔はもとより、口腔と関連する全身性疾患、すなわち、う蝕、歯周病をはじめとした口腔領域特有の病変から、全身性疾患の一症状として口腔内に病変を認めるものまで様々な疾患が含まれています。
また、近年、歯周病と糖尿病の関連が報告されているように、超高齢社会を背景に口腔内疾患が全身性疾患の増悪因子となる可能性も指摘され、口腔内疾患を正しく診断し、予後を予測した上で適切に治療することは国民のQOL向上に対する重要な課題と考えられます。このような背景のもと、当講座では、口腔領域を中心とした疾患の病因および病態の解明を行うとともに、得られた知見を新規診断法や治療法の開発に応用する「トランスレーショナルリサーチ」を目標に研究を行っています。
具体的なテーマとしては、【1】口腔癌や歯原性腫瘍をはじめとした口腔領域に生じた腫瘍性病変のゲノム?プロテオーム解析による新規診断法や治療法の開発、【2】口腔癌の放射線治療後やシェーグレン症候群などの難治性疾患にみられる重篤な唾液分泌障害に対する新規治療法の開発、【3】硬組織疾患への取り組みとして関節軟骨破壊の病態解明とその再生法の開発や癌の骨転移機構の解明などがあります。さらに、組織の発生や再生の主役である「幹細胞」を切り口とした疾患解析や口腔領域の再生医療にも携わっていきたいと考えております。
これらのアプローチにより得られた成果を臨床に応用する「From Bench To Clinic」の実践を目標に、基礎と臨床の架け橋となるべく研究を行っています。
唾液分泌障害に対する再生医療の応用
重篤な唾液分泌障害は、様々な口腔病変や摂食嚥下障害による誤嚥性肺炎などの一因となることが知られています。これらの対処法の現状は、人工唾液の使用や残存する腺組織の分泌能を亢進するムスカリン性アセチルコリン受容体アゴニストなどの服用があげられますが、唾液腺組織の損傷が著しく症状が重篤な症例では、より効果的な治療法として幹細胞を用いた再生医療の応用が考えられます。これまで、再生医療で利用される幹細胞のソースとしては、胚性幹(embryonic stem:ES)細胞や臓器固有に存在する組織幹細胞が代表的でしたが、2007年に京都大学の山中博士により樹立された人工多能性幹 (iPS) 細胞は、これらの幹細胞の欠点を補う極めて有用な幹細胞ソースの一つと考えられます。
我々の研究室では、iPS細胞や唾液腺組織固有に存在する幹細胞から唾液腺細胞を効率よく誘導する方法を開発し、このことにより唾液分泌障害の新たな治療法としの細胞治療を確立することを目標に研究を行っています。
レーザーマイクロダイセクション法の確立とその応用
レーザーマイクロダイセクション法は、組織標本上の特定領域あるいは特定の細胞のみをレーザーで切り取り回収する方法です。回収した細胞から核酸やタンパク質を抽出し、その種類や量を解析することを可能とします。われわれはメンブレンフィルムを用いたダイセクションシステムを開発し、その応用や教育を進めてきました。本システムは癌研究、発生学、糖尿病学、婦人科学、歯科領域では、歯の発生、矯正科学や歯周病学など多方面に応用され、大きな貢献を果たしてきました。
病理形態像の数値化とそれに基づいた診断法の確立に向けて
病理組織学的診断は病理組織標本上の様々な所見に基づいて行われます。しかし、特に前癌病変と呼ばれる明確な浸潤性増殖を示さない病変に対しては、癌か否かの区別に最も有力な「浸潤像」以外の所見に基づいて診断を行う必要が生じてしまいます。その様な病変に対して定量的な評価が可能になれば、より確実な診断とそれに基づいた治療のスタンダード化ができるようになります。われわれはイメージングサイトメトリーを口腔粘膜前癌病変の診断に応用することにより、数値情報による客観的な診断が可能であることを示しました。
癌化及び癌の浸潤?転移に関わる新規マーカー候補の探索
本プロジェクトでは、レーザーマイクロダイセクション法を用いて回収した組織切片上の細胞における網羅的タンパク質発現解析を行っています。病理組織学的に形態の異なる口腔扁平上皮癌から癌細胞のみを回収し、質量解析装置(LC/MS/MS)を用いることにより、形態学的な情報や、臨床情報を持ったタンパク質発現データを得ることが可能です。このデータを解析することにより、癌化や浸潤?転移に関わる新規マーカー候補を探索します。遺伝子発現を解析するマイクロアレイと異なり、転写非依存性に機能しているタンパク質が発見される事もあり、近年、新しい解析手法として注目されています。
癌の骨転移抑制法の開発に関する研究
乳癌は骨転移を来しやすい悪性腫瘍の1つです。私たちは、臨床サンプルを用いて乳癌細胞の骨転移メカニズムの解析とその抑制法に対する研究を行っています。- 乳癌組織からの癌幹細胞 (Cancer stem cell) の単離と骨転移に対する性質の解析
- 上皮—間葉転換 (Epithelial Mesenchymal Transition: EMT)の骨転移に対する作用解析
- 破骨細胞誘導因子RANK, RANKL, OPGをターゲットとした乳癌細胞に対する作用解析
関節軟骨再生に対する作用解析
関節軟骨は加齢や外傷によって傷害されると再生しにくい組織です。関節表層を覆う表層細胞は関節軟骨のバリアとして重要な役割を担っています。私たちはマウス関節軟骨から関節表層細胞と軟骨細胞の単離培養に成功しました。これらの培養細胞を用いて細胞内シグナル伝達経路の解析や、ノックアウトマウスの組織解析を中心に関節表層細胞の性質解析を行っています。
講座員
教員(専任)口腔病理学
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
教授 | 美島 健二 | Mishima Kenji |
准教授 | 安原 理佳 | Yasuhara Rika |
准教授 | 田中 準一 | Tanaka Junichi |
助教 | 行森 茜 | Yukimori Akane |
教員?臨床病理診断科
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
助教 | 石田 尚子 | Ishida Shoko |
職員?医局員
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
研究補助員 | 鈴村 文恵 | Suzumura Fumie |
研究業績
原著?総説?書籍
原著論文
- Takahashi Y, Yasuhara R, Tanaka J, Nakano H, Maki K, Mishima K. Transcriptome profiles associated with human periodontal ligament differentiation. J Oral Biosci. 2023 Mar;65(1):40-46. doi: 10.1016/j.job.2023.01.005. Epub 2023 Jan 21
- Kang S, Yasuhara R, Tokumasu R, Funatsu T, Mishima, K. Adipose-derived mesenchymal stem cells promote salivary duct regeneration via a paracrine effect. J Oral Biosci. 2023 Mar;65(1):104-110. doi: 10.1016/j.job.2023.01.006. Epub 2023 Feb 1
- Yasuhara R, Kang S, Tokumasu R, Mishima K. Isolation and Functional Analysis of Myoepithelial Cells from Adult Mouse Submandibular Glands. Methods Mol Biol. 2023 Feb 8. doi: 10.1007/7651_2022_472
著書
国内学会でのシンポジウム
学会発表
- 石田尚子、大沼慎太郎、行森茜、鯨岡聡子、安原理佳、美島健二 遺伝子改変ヒトiPS細胞誘導唾液腺オルガノイドによる腫瘍モデルの開発(第112回日本病理学会総会、山口、2023年4月)
- 行森茜、田中準一、北條宏徳、安原理佳、鯨岡聡子、石田尚子、大庭伸介、美島健二 ChIP-seqを用いた胎生期マウス顎下腺組織におけるFoxc1による発現制御遺伝子の網羅的解析(第112回日本病理学会総会、山口、2023年4月)
原著?総説?書籍
原著論文
- Tanaka J, Mishima K. Generation of Salivary Gland Organoids from Mouse Embryonic Stem Cells. Methods Mol Biol. 2022; 2429 247-55. doi:10.1007/978-1-0716-1979-7_16
- Katada R, Tanaka J, Takamatsu K, Hata K, Yasuhara R, Ohnuma S, Takakura I, Nishimura R, Shirota T, Mishima K. Induction of salivary gland-like cells from epithelial tissues transdifferentiated from mouse embryonic fibroblasts. Biochem Biophys Res Commun. 2022; 586 55-62. doi:10.1016/j.bbrc.2021.11.064
- Takakura I, Kujiraoka S, Yasuhara R, Tanaka J, Ide F, Mishima K. Assesment of MEF2C as a novel myoepithelial marker using normal salivary gland and pleomorphic adenoma; An immunohistochemical study. J Oral and Maxillofac Surg Med Pathol. 34(4)523-530. doi.org/10.1016/j.ajoms.2022.01.001, 2022
- Yasuhara R, Kang S, Irie T, Mabuchi Y, Kujiraoka S, Yukimori A, Ishida S, Tanaka J, Mishima K. Role of Snai2 and Notch signaling in salivary gland myoepithelial cell fate. Lab Invest. 2022; 102: 1245-56
- Tanaka J, Senpuku H, Ogawa M, Yasuhara R, Ohnuma S, Takamatsu K, Watanabe T, Mabuchi Y, Nakamura S, Ishida S, Sadaoka T, Takaki T, Shirota T, Shimane T, Inoue T, Sakai T, Mori M, Tsuji T, Saito I, Mishima K. Human induced pluripotent stem cell-derived salivary gland organoids model SARS-CoV-2 infection and replication. Nat Cell Biol. 2022; 24: 1595-605. DOI: 10.1038/s41556-022-01007-6
著書
国内学会でのシンポジウム
- 美島健二 唾液腺の再生医療(第9回日本甲状腺学会学術集会, つくば, 2022年6月)
- 美島健二 唾液腺再生のup to date (第32回日本口腔内科学会?第33回日本臨床口腔病理学会?第35回日本口腔診断学会 合同学術大会, 北海道, 2022年9月)
- 安原理佳 唾液分泌障害の分子機序?新規治療法を目指して: 唾液腺再生にむけた筋上皮細胞の可塑性制御の分子機序 (第66回日本唾液腺学会学術集会, 東京, 2022年11月 (『日本唾液腺学会誌』Vol.62 (2022年11月発行) ))
学会発表
- 鯨岡聡子、石田尚子、行森茜、大沼慎太郎、安原理佳、倉澤侑也、嶋根俊和、河合繁夫、元井亨、美島健二 診断に苦慮した線維骨性病変の一例(第111回日本病理学会総会、兵庫(WEB開催)、2022年4月)
- 石田尚子、大沼慎太郎、行森茜、鯨岡聡子、安原理佳、勝田秀行、瀧本雅文、矢持淑子、元井亨、美島 健二 診断に苦慮した下顎骨原発の骨芽細胞腫の一例(第111回日本病理学会総会、兵庫(WEB開催)、2022年4月)
- 行森茜、田中準一、北條宏徳、安原理佳、鯨岡聡子、石田尚子、美島健二 胎生期マウス顎下腺組織におけるFoxc1による発現制御遺伝子の網羅的解析(第111回日本病理学会総会、兵庫(WEB開催)、2022年4月)
- Rika Yasuhara, Seya Kang, Satoko Kujiraoka, Akane Yukimori, Shoko Ishida, Junichi Tanaka, Kenji Mishima Epithelial-mesenchymal properties are regulated by Snai2 in salivary myoepithelial cells(第111回日本病理学会総会、兵庫(Web開催)、2022年4月)
- 行森茜、田中準一、大沼慎太郎、安原理佳、大庭伸介、美島健二 ChIP-seqを用いた胎生期マウス顎下腺組織におけるFoxc1による発現制御遺伝子の網羅的解析(第64回歯科基礎医学会学術大会、徳島、2022年9月)
- 行森茜、田中準一、北條宏徳、大庭伸介、安原理佳、鯨岡聡子、石田尚子、大沼慎太郎、美島健二 ChIP-seqを用いた胎生期マウス顎下腺組織におけるFoxc1による発現制御遺伝子の網羅的解析(第66回日本唾液腺学会学術集会、東京、2022年11月)
原著?総説?書籍
原著論文
- Yoshida Y, Yamada A, Akimoto Y, Abe K, Matsubara S, Hayakawa J, Tanaka J, Kinoshita M, Kato T, Ogata H, Sakashita A, Mishima K, Kubota Y, Kawakami H, Kamijo R, Iijima T. Cdc42 has important roles in postnatal angiogenesis and vasculature formation. Dev Biol. 2021; 477 64-69. doi:10.1016/j.ydbio.2021.05.002
- Tanaka K, Tanaka J, Aizawa R, Kato-Tanaka M, Ueno H, Mishima K, Yamamoto M. Structure of junctional epithelium is maintained by cell populations supplied from multiple stem cells. Sci Rep. 2021; 11 (1): 18860. doi:10.1038/s41598-021-98398-7
- Takamatsu K, Tanaka J, Katada R, Azuma K, Takakura I, Aota K, Kamatani T, Shirota T, Inoue S, Mishima K. Aging-associated stem/progenitor cell dysfunction in the salivary glands of mice. Exp Cell Res. 2021; 409 (1): 112889. doi:10.1016/j.yexcr.2021.112889
- Sawada K, Momose S, Kawano R, Kohda M, Irie T, Mishima K, Kaneko T, Horie N, Okazaki Y, Higashi M, Tamaru JI. Immunohistochemical staining patterns of p53 predict the mutational status of TP53 in oral epithelial dysplasia. Mod Pathol. 2021. doi:10.1038/s41379-021-00893-9
- Nakai K, Shiga T, Yasuhara R, Sarkar AK, Abe Y, Nakamura S, Hoashi Y, Kotani K, Tatsumoto S, Ishikawa H, Go Y, Inoue T, Mishima K, Akamatsu W, Baba K. In vitro monitoring of HTR2A-positive neurons derived from human-induced pluripotent stem cells. Sci Rep. 2021; 11 (1): 15437. doi:10.1038/s41598-021-95041-3
- Abe K, Tanaka J, Mishima K, Iijima T. Exploring the mechanism of hyperpermeability following glycocalyx degradation: Beyond the glycocalyx as a structural barrier. PLoS One. 2021; 16 (6): e0252416. doi:10.1371/journal.pone.0252416
総説
- Tanaka J, Takamatsu K, Yukimori A, Kujiraoka S, Ishida S, Takakura I, Yasuhara R, Mishima K. Sox9 function in salivary gland development. J Oral Biosci. 2021; 63: 8-13. doi: 10.1016/j.job.2021.01.005.
- Tanaka J, Mishima K. Application of regenerative medicine to salivary gland hypofunction. Jpn Dent Sci Rev. 2021; 57 54-59. doi:10.1016/j.jdsr.2021.03.002
著書
国内学会でのシンポジウム
- 美島健二 唾液腺オルガノイドとその再生医療への応用 (第62回 日本臨床細胞学会, 千葉(Web開催), 2021年6月)
- 美島健二 唾液腺の発??再生研究 (第55回 日本口腔科学会 関東地方部会, Web開催, 2021年9月)
- 美島健二 新たな再生医療?バイオマテリアルの開発 唾液腺3次元培養法の開発 (第63回 歯科基礎医学会学術大会, Web開催, 2021年10月)
- 美島健二 歯科系骨代謝研究に見られる最近の進展 唾液腺オルガノイドの作出 (第39回 日本骨代謝学会学術集会, Web開催, 2021年10月)
- 安原理佳 唾液腺の再生医学:オルガノイド作製とその再生医療への応用 (第65回日本唾液腺学会学術集会, 東京, 2021年11月) (『日本唾液腺学会誌』Vol.61(2021年11月発行) )
- 美島健二 唾液腺再生医療の現状 (第68回 昭和大学学士会総会, 東京, 2021年12月)
学会発表
- 鯨岡聡子、石田尚子、行森茜、大沼慎太郎、安原理佳、倉澤侑也、嶋根俊和、河合繁夫、元井亨、美島健二 診断に苦慮した下顎骨内に発生した軟骨肉腫の一例(第110回日本病理学会総会、東京(WEB開催)、2021年4月)
- 行森茜、田中準一、安原理佳、鯨岡聡子、石田尚子、高松弘貴、倉澤侑也、嶋根俊和、美島健二 舌小帯部に発生した乳頭状唾液腺腺腫の一例 (第110回日本病理学会総会、東京(WEB開催)、2021年4月)
- 石田尚子、高松弘貴、行森茜、鯨岡聡子、佐藤仁、田中準一、安原理佳、勝田秀行、嶋根俊和、美島健二 鑑別に苦慮する壊死性唾液腺化生を伴った口腔扁平上皮癌の一例(第32回日本臨床口腔病理学会総会、神奈川、2021年8月)
原著?総説?書籍
原著論文
- Goto Y, Ibi M, Sato H, Tanaka J, Yasuhara R, Aota K, Azuma M, Fukada T, Mishima K, Irié T. PLAG1 enhances the stemness profiles of acinar cells in normal human salivary glands in a cell type-specific manner: J Oral Biosci. 2020; 62: 99-106. doi: 10.1016/j.job.2020.01.002.
- Kawashima A, Yasuhara R, Akino R, Mishima K, Nasu M, Sekizawa A. Engraftment Potential of Maternal Adipose-Derived Stem Cells for Fetal Transplantation: Heliyon. 2020; 6: e03409.doi: 10.1016/j.heliyon.2020. e03409.
- Matsui S, Kataoka H, Tanaka J, Kikuchi M, Fukamachi H, Morisaki H, Matsushima H, Mishima K, Hironaka S, Takaki T, Okahashi N, Maruoka Y, Kuwata H. Dysregulation of intestinal microbiota elicited by food allergy induces IgA-mediated oral dysbiosis. Infect Immun. 2020; 88: e00741-19. doi: 10.1128/IAI.00741-19
- Yukimori A, Tsuchiya M, Wada A, Michi Y, Kayamori K, Sakamoto K, Ikeda T. Genetic and histopathological analysis of a case of primary intraosseous carcinoma, NOS with features of both ameloblastic carcinoma and squamous cell carcinoma. World J Surg Oncol. 2020;18(1):45. doi:10.1186/s12957-020-01827-6
総説
- Tanaka J, Mishima K. In vitro three-dimensional culture systems of salivary glands. Pathol Int. 2020; 70: 493-501. doi: 10.1111/pin.12947.
著書
国内学会でのシンポジウム
- 美島健二 唾液腺再生 (第74回 日本口腔科学会学術集会, 新潟(Web開催), 2020年4月)
- 美島健二(座長および企画);ドライの最前線に迫る-加齢制御を目指した外分泌腺の機能解析― (第14回 日本抗加齢医学会総会, 東京(Web開催) 2020年6月)
- 美島健二 マウスES細胞誘導による唾液腺原基オルガノイド形成と再生医療に向けた基礎研究 (第109回 日本病理学会総会, 福岡(Web開催), 2020年7月)
- 美島健二 3次元的唾液腺組織の作出とその応用 (第62回 歯科基礎医学会学術集会, 鹿児島(Web開催), 2020年9月
学会発表
- 行森茜, 安原理佳, 鯨岡聡子, 田中準一, 武内絵里, 江並沙羅, 丸岡靖史, 美島健二:多発性骨髄腫の浸潤を伴った歯根嚢胞の1例. (第109回日本病理学会総会, 東京,2020年7月)
- 田中準一, 小川美帆, 安原理佳, 行森茜, 鯨岡聡子, 高松弘貴, 辻孝, 美島健二. マウスES細胞由来唾液腺オルガノイド分化誘導におけるFGFの機能解析. (第109回日本病理学会総会, 東京, 2020年7月)
- 鯨岡聡子,田中準一,安原理佳,行森茜,高松弘貴,矢持淑子,勝田秀行,嶋根俊和,瀧本雅文、美島健二.診断に苦慮した下顎骨内に発生した紡錘形腫瘍の一例(第109回日本病理学会総会、2020年7月)
- 田中準一, 高松弘貴, 行森茜, 鯨岡聡子, 石田尚子, 安原理佳, 美島健二. 多細胞系譜追跡法を用いたマウス唾液腺細胞系譜の解析. (第31回日本臨床口腔病理学会総会?学術大会, 東京, 2020年 8月)
- 高松弘貴,田中準一,東浩太郎,井上聡,美島健二 加齢に伴うマウス唾液腺組織幹?前駆細胞の解析(第20回日本抗加齢医学会総会,東京,2020年9月)
原著?総説?書籍
原著論文
- Ishida S, Kayamori K, Sakamoto K, Yukimori A, Kugimoto T, Harada H, Ikeda T: Alpha-L-fucosidase-1 is a diagnostic marker that distinguishes mucoepidermoid carcinoma from squamous cell carcinoma. Pathol Int, 69(2):76-85, 2019
- Tanaka J, Mabuchi Y, Hata K, Yasuhara R, Takamatsu K, Kujiraoka S, Yukimori A, Takakura I, Sumimoto H, Fukada T, Azuma M, Akiyama H, Nishimura R, Shimane T, Mishima K: Sox9 regulates the luminal stem/progenitor cell properties of salivary glands. Exp Cell Res, 1;382(1);111449, 2019
- Kato M, Tanaka J, Aizawa R, Yajima-Himuro S, Seki T, Tanaka K, Yamada A, Ogawa M, Kamijo R, Tsuji T, Mishima K, Yamamoto M: Visualization of junctional epithelial cell replacement by oral gingival epithelial cells over a life time and after gingivectomy. Sci Rep, 21;9(1):7640, 2019
- Aizawa R, Seki T, Tanaka J, Nagahama R, Ikehata M, Kato T, Sakashita A, Ogata H, Chikazu D, Maki K, Mishima K, Yamamoto M, Kamijo R: Cdc42 regulates cranial suture morphogenesis and ossification. Biochem Biophys Res Commun, 512:145-149, 2019
- Bin BH, Lee SH, Bhin J, Irié T, Kim S, Seo J, Mishima K, Lee TR, Hwang D, Fukada T, Cho EG: The epithelial zinc transporter ZIP10 epigenetically regulates human epidermal homeostasis by modulating histone acetyltransferase activity. Br J Dermatol, 180:869-880, 2019
著書
国内学会でのシンポジウム
- 田中準一 オルガノイド技術を用いたマウスES細胞由来唾液腺組織の誘導 (第4回口腔医科学フロンティア、長野、2019年3月)
- 田中準一 自己組織化による多能性幹細胞由来3次元唾液腺組織の作製「組織幹細胞研究の最前線」(第40回日本炎症?再生医学会、神戸、2019年7月)
学会発表
- 田中準一、小川美帆、北條宏徳、馬渕洋、安原理佳、鯨岡聡子、行森茜、大庭伸介、辻孝、美島健二.同所移植可能なマウスES細胞由来唾液腺オルガノイドの誘導(第18回再生医療学会総会、神戸、2019年3月)鯨岡聡子、安原理佳、行森茜、高松弘貴、田中準一、美島健二. 軟口蓋部に発生したSialolipomaの一例 (第108回日本病理学会総会、東京、2019年5月)
- 行森茜、田中準一、安原理佳、鯨岡聡子、高松弘貴、美島健二. The role of Foxc1 for salivary gland development (第108回日本病理学会総会、東京、2019年5月)
- 田中準一、北條宏徳、安原理佳、鯨岡聡子、行森茜、大庭伸介、美島健二. 唾液腺発生におけるSox9の転写制御ネットワーク機構 (第108回日本病理学会総会、東京、2019年5月)
- 行森茜、田中準一、鯨岡聡子、高松弘貴、安原理佳、美島健二. Foxc1を介した唾液腺発生メカニズムの解析 (第30回日本臨床口腔病理学会学術大会、東京、2019年9月)
原著?総説?書籍
原著論文
- Tanaka J, Ogawa M, Hojo H, Kawashima Y, Mabuchi Y, Hata K, Nakamura S, Yasuhara R, Takamatsu K, Irié T, Fukada T, Sakai T, Inoue T, Nishimura R, Ohara O, Saito I, Ohba S, Tsuji T, Mishima K: Generation of orthotopically functional salivary gland from embryonic stem cells. Nat Commun. 11;9(1):4216, 2018
- Bin BH, Hojyo S, Seo J, Hara T, Takagishi T, Mishima K, Fukada T: The Role of the Slc39a Family of Zinc Transporters in Zinc Homeostasis in Skin. Nutrients. 10(2), 2018
- Kurohara K, Michi Y, Yukimori A, Yamaguchi S: The glomus tumor resorbed bone and teeth in the mandible: a case report. Head Face Med. 25;14(1):18, 2018
- Yamada I, Yoshino N, Hikishima K, Sakamoto J, Yokokawa M, Oikawa Y, Harada H, Kurabayashi T, Saida Y, Tateishi U, Yukimori A, Izumo T, Asahina S: Oral carcinoma: Clinical evaluation using diffusion kurtosis imaging and its correlation with histopathologic findings. Magn Reson Imaging. 51:69-78, 2018
- Ohata Y, Kayamori K, Yukimori A, Sumikura K, Ohsako T, Harada H, Sakamoto K, Ikeda T: A lesion categorized between ghost cell odontogenic carcinoma and dentinogenic ghost cell tumor with CTNNB1 mutation. Pathol Int. 68(5):307-312, 2018
- Seki T, Aizawa R, Tanaka J, Yajima-Himuro S, Kato M, Tanaka K, Mishima K, Yamamoto M: Establishment of mouse gingival junctional epithelial cell line using a bioengineered tooth system. Biochem Biophys Res Commun. 497(1):167-72, 2018
総説
1.美島健二 【口腔疾患のサイエンス】唾液腺再生研究の最前線 細胞50巻10号 Page512-515 (2018.09)
著書
- 美島健二(分担) 病理学総論にもとづく口腔病理学 第2版 井上 孝 他 永末書店 2018 28頁-34頁
- 美島健二(分担) 新口腔病理学 第2版 下野正基, 高田 隆, 田沼準一, 豊澤 悟(編)医歯薬出版 2018 271頁-281頁
- 美島健二(分担) 口腔病理アトラス 第3版 高木 實(監修), 豊澤 悟, 高田 隆(編)文光堂 2018 291頁-303頁
国内学会でのシンポジウム
- 美島健二. 唾液腺オルガノイドの作出とその応用について.(第20回 唾液腺腫瘍病理研究会、東京、2018年12月)
- 田中準一、小川美帆、北條宏徳、中村史郎、波多賢二、馬渕洋、安原理佳、西村理行、井上富雄、大庭伸介、斎藤一郎、辻孝、美島健二. マウスES細胞を用いた3次元唾液腺組織の分化誘導 (第17回再生医療学会総会、横浜、2018年3月)
学会発表
- 田中準一、小川美帆、北條宏徳、馬渕洋、安原理佳、鯨岡聡子、行森茜、大庭伸介、辻孝、美島健二.同所移植可能なマウスES細胞由来唾液腺オルガノイドの誘導(第18回再生医療学会総会、神戸、2019年3月)鯨岡聡子、安原理佳、行森茜、高松弘貴、田中準一、美島健二. 軟口蓋部に発生したSialolipomaの一例 (第108回日本病理学会総会、東京、2019年5月)
- 行森茜、田中準一、安原理佳、鯨岡聡子、高松弘貴、美島健二. The role of Foxc1 for salivary gland development (第108回日本病理学会総会、東京、2019年5月)
- 田中準一、北條宏徳、安原理佳、鯨岡聡子、行森茜、大庭伸介、美島健二. 唾液腺発生におけるSox9の転写制御ネットワーク機構 (第108回日本病理学会総会、東京、2019年5月)
- 行森茜、田中準一、鯨岡聡子、高松弘貴、安原理佳、美島健二. Foxc1を介した唾液腺発生メカニズムの解析 (第30回日本臨床口腔病理学会学術大会、東京、2019年9月)
原著?総説?書籍
原著論文
1. Bin B, Bhin J, Takaishia M, Toyoshima K, Kawamata S, Ito K, Hara T, Watanabe T, Irie T, Takagishi T, Lee SH, Jung HS, Rho S, Seo J, Choi DH, Hwang D, Koseki H, Ohara O, Sano S,Tsuji T, Mishima K, Fukada T. Requirement of zinc transporter ZIP10 for epidermal development: implication of the ZIP10-p63 axis in epithelial homeostasis. Proc Natl Acad Sci U S A. 2017, 114(46):201710726
2. Bin B, Bhin J, Seo J, Kim SY, Lee E, Park K, Choi DH, Takagishi T, Hara T, Hwang D, Koseki H,
Asada Y, Shimoda S, Mishima K, Fukada T. Requirement of zinc transporter SLC39A7/ZIP7 for dermal development to fine-tune endoplasmic reticulum function by regulating protein disulfide isomerase. J Invest Dermatol. 2017, 137(8):1682-1691
3. Takebe Y, Tatehara S, Fukushima T, Tokuyama-Toda R, Yasuhara R, Mishima K, Satomura K. Novel
Cryopreservation Method for the Effective Collection of Dental Pulp Stem Cells. Tissue Eng Part C Methods. 2017, 23(5):251-261.
4. Funato S, Yasuhara R, Yoshimura K, Miyamoto Y, Kaneko K, Suzawa T, Chikazu D, Mishima K, Baba K, Kamijo R. Extracellular matrix loss in chondrocytes after exposure to interleukin-1β in NADPH oxidase-dependent manner. Cell Tissue Res. 2017 Apr;368(1):135-144.
5. Hoashi Y, Okamoto S, Abe Y, Matsumoto T, Tanaka J, Yoshida Y, Imaizumi K, Mishima K, Akamatsu W, Okano H, Baba K. Generation of neural cells using iPSCs from sleep bruxism
patients with 5-HT2A polymorphism. J Prosthodont Res. 2016 Dec 1. pii: S1883-1958(16)30106-2.
著書
国内学会でのシンポジウム
1. 美島 健二: 唾液腺機能障害における再生医療研究の現状. 『唾液腺機能回復の展望』メインシンポジウムB. 第59回歯科基礎医学会学術大会、松本、9/16 -18, 2017.2. 安原 理佳: 骨転移性乳癌の発症メカニズムの解明. 第338回昭和大学学士会例会研究紹介講演東京 6/24, 2017
3. 安原理佳、田中準一、美島健二:マウス唾液腺由来筋上皮細胞は唾液腺組織幹細胞/前駆細胞としての性質を有する. 第62回日本唾液腺学会学術集会 海外発表支援基金報告講演東京11/25, 2017
学会発表
1. 田中準一、大庭伸介、馬渕洋、安原理佳、入江太朗、福島美和子、河野葉子、美島健二. 唾液腺初期発生におけるSox9の機能解析第16回日本再生医療学会総会, 仙台, 3/7-9, 20172. 安原理佳、田中準一、川嶋章弘、福島美和子、入江太朗、関沢明彦、美島健二. 脂肪幹細胞を活用した唾液腺再生メカニズムの解析.第106回日本病理学会総会, 東京 4/27-29, 2017.
3. 田中準一、大庭伸介、北條宏徳、馬渕洋、安原理佳、入江太朗、福島美和子、河野葉子、美島健二. 唾液腺初期発生における転写因子の機能解析Functional analysis of transcription factors in salivary gland development第106回日本病理学会総会, 東京 4/27-29, 2017.
4. 田中準一、大庭伸介、北條宏徳、馬渕洋、安原理佳、入江太朗、福島美和子、河野葉子、美島健二. 唾液腺発生における転写因子の機能解析. 第17回抗加齢医学会総会東京 6/2-4, 2017.
5. Rika Yasuhara, Junichi Tanaka, Miwako Fukushima, Tarou Irie, Kenji Mishima. Mouse salivary gland-derived myoepithelial cells shows stem/progenitor cell properties in vitro. International Society for Stem Cell Research Boston, MA, 6/14-17, 2017.
6. Junichi Tanaka, Shinsuke Ohba, Hironori Hojo, Yo Mabuchi, Rika Yasuhara, Tarou Irie, Miwako Fukushima, Yohko Kohno, and Kenji Mishima. SOX9 IS A KEY TRANSCRIPTION FACTOR OF SALIVARY GLAND DEVELOPMENT. International Society for Stem Cell Research Boston, MA, 6/14-17, 2017.
7. 安原理佳、田中準一、入江太朗、美島健二. 筋上皮細胞可視化マウスを用いた唾液腺由来筋上皮細胞の単離と局在解析. 第28回日本臨床口腔病理学会総会?学術大会埼玉8/23-25, 2017
8. 田中準一、大庭伸介、北條宏徳、馬渕洋、安原理佳、入江太朗、美島健二. 唾液腺発生における機能的転写因子の同定Identification of functional transcription factors in salivary gland development. 第28回日本臨床口腔病理学会総会?学術大会埼玉8/23-25, 2017
9. Rika Yasuhara, Junichi Tanaka, Tarou Irie, Kenji Mishima. Myoepithelial cells are one of stem/progenitor cells in mouse salivary gland. Japanese Association for Dental Research(JADR), Tokyo, 11/18-19, 2017
10. Junichi Tanaka, Shinsuke Ohba, Hironori Hojo, Yo Mabuchi, Rika Yasuhara, Tarou Irie, and Kenji Mishima. Identification of transcription factors to induce the salivary gland from the primitive oral epithelium. Japanese Association for Dental Research(JADR), Tokyo, 11/18-19, 2017
11. 安原理佳, 深田俊幸, 岩本資己, 田中準一, 川嶋章弘, 入江太朗, 関沢明彦, 美島健二. 骨格形成過程における亜鉛トランスポーターの役割. 第40回日本分子生物学会年会、第90回日本生化学会大会 ConBio2017 神戸 12/6-9, 2017.
12. 川嶋章弘、安原理佳、美島健二、関沢明彦. 脂肪組織由来幹細胞を用いた神経細胞誘導方法の確立. 第40回日本分子生物学会年会、第90回日本生化学会大会 ConBio2017 神戸 12/6-9, 2017.
13. 田中準一、中村史郎、安原理佳、井上富雄、美島健二. 自己組織化技術を用いたマウスES細胞由来3次元唾液腺組織の誘導. Self-formation of salivary gland tissue from mouse embryonic stem cells第62回日本唾液腺学会学術集会東京11/25, 2017
14. 安原理佳、田中準一、美島健二. 筋上皮細胞可視化マウスを用いた唾液腺由来筋上皮細胞の単離と局在解析. 「口腔機能維持?回復のための集学的研究開発拠点の形成」東京 2018.3.17
15. 安原理佳、田中準一、美島健二. 唾液腺由来筋上皮細胞の単離解析. 昭和大学研究ブランディング事業口腔癌の分子病理における酸化ストレス関与の解明と病理診断への応用東京 2018.3.24
原著?総説?書籍
原著論文
1. Inoue H, Kishimoto A, Nakayama RU, Hasaka A, Takahashi A, Ryo A, Muramatsu T, Ide F, Mishima K, Saito I. Resveratrol improves salivary dysfunction in a non-obese diabetic (NOD) mouse model of Sjogren’s syndrome. Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition (in press)2. Ohashi W, Kimura S, Iwanaga T, Furusawa Y, Irie T, Izumi H, Watanabe T, Hijikata A, Hara T, Ohara O, Koseki H, Sato T, Robine S, Mori H, Hattori Y, Watarai H, Mishima K, Ohno H, Hase K, Fukada T. Zinc transporter SLC39A7/ZIP7 promotes intestinal epithelial self-renewal by resolving ER stress. PLOS Genetics 2016,12(10): e1006349
3. Nagahama R, Yamada A, Tanaka J, Aizawa R, Suzuki D, Kassai H, Yamamoto M, Mishima K, Aiba A, Maki K, Kamijo R. Rho GTPase protein Cdc42 is critical for postnatal cartilage development. Biochem Biophys Res Commun. 2016;470:813-817.
4. Toeda Y, Uzawa K, Yamano Y, Hiroshima K, Irie T, Kaneko K, Nakashima D, Higo M, Kasamatsu A, Sakamoto Y, Ito H, Tanzawa H. Blue Nevus of the Hard Palate: A Case Report, J Oral Maxillofac Surg Med Pathol, 28: 406-409, 2016.
5. Candela ME, Wang C, Gunawardena AT, Zhang K, Cantley L, Yasuhara R, Usami Y, Francois N, Iwamoto M, van der Flier A, Zhang Y, Qin L, Han L, Enomoto-Iwamoto M. Alpha 5 Integrin Mediates Osteoarthritic Changes in Mouse Knee Joints. PLoS One. 2016 Jun 9;11(6):e0156783.
6. Tsuneki M. The Hippo pathway: an important system to control cell proliferation. Journal of Oncology Research and Therapy, J113, 2016. [Invited Editorial (Review)]
7. Hashimoto T, Tsuneki M, Foster TR, Santana JM, Bai H, Wang M, Hu H, Hanisch JJ, Dardik A. Membrane-mediated regulation of vascular identity. Birth Defects Research Part C: Embryo Today: Reviews, 108: 65-84, 2016. doi: 10.1002/bdrc.21123 [Invited Review Article]
8. Tsuneki M and Madri JA. CD44 influences fibroblast behaviors via modulation of cell-cell and cell-matrix interactions, affecting Survivin and Hippo pathways. Journal of Cellular Physiology, 231: 731-743, 2016. doi: 10.1002/jcp.25123
9. Kamino H, Nakamura Y, Tsuneki M, Sano H, Miyamoto Y, Kitamura N, Futamura M, Kanai Y, Moriya Y, Yoshida K, Taniguchi H, Shida D, Kanemitsu Y, Arakawa H. Mieap-regulated mitochondrial quality control is frequently inactivated in human colorectal cancer. Oncogenesis, 5: e181, 2016. doi:10.1038/oncsis.2015.43
著書
美島健二:病理学総論にもとづく口腔病理学(分担)永末書店 京都 24-34頁, 2016国内学会でのシンポジウム
美島健二(座長および企画):口腔からアプローチする全身の病態制御, 第16回日本抗加齢医学会総会シンポジウム, 大阪 2016年6月学会発表
1.安原理佳、田中準一、福島美和子、入江太朗、河野葉子、美島健二: 脂肪幹細胞による唾液腺再生メカニズムの解析, 文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業平成27年度シンポジウム抄録集(次世代型顎口腔組織再生医療の研究開発拠点形成, 東京、2016年3月)2.田中準一、馬渕 洋、安原理佳、入江太朗、福島美和子、河野葉子、美島健二:唾液腺発生におけるSox9の機能解析:Sox9 regulates development of salivary glands. 第15回日本再生医療学会総会, 2016年3月18日, 大阪
3.河野葉子、田中準一、原田博史、安原理佳、福島美和子、入江太朗、瀧本雅文、美島健二:上唇に発生した硬化性粘表皮癌の1例 A case of sclerosing mucoepidermoid carcinoma with eosinophilia arising in minor salivary gland. 第105回日本病理学会総会, 2016年5月12-14日, 仙台
4.入江太朗, 安原理佳, 田中準一, 福島美和子, 河野葉子, 東 雅之, 美島健二:Role of pleomorphic adenoma gene 1 (PLAG1) in normal salivary gland cells. 第105回日本病理学会総会, 2016年5月12-14日, 仙台
5.Rika Yasuhara, Junichi Tanaka, Miwako Fukushima, Tarou Irie, Yohko Kohno, Kenji Mishima:唾液腺由来筋上皮細胞の単離と性質解析 Characterization of myoepithelial cells in salivary glands. 第105回日本病理学会総会, 2016年5月12-14日, 仙台
6.田中準一、馬渕 洋、安原理佳、入江太朗、福島美和子、河野葉子、美島健二:Sox9を介したマウス唾液腺組織幹細胞の機能解析 Sox9 is involved in the ability to self-renew of stem-like cells in murine salivary gland. 第105回日本病理学会総会, 2016年5月12-14日, 仙台
7.安原理佳、深田俊幸、岩本資己、田中準一、川嶋章弘、入江太朗、関沢明彦、美島健二:骨軟骨代謝調節機構における亜鉛トランスポーターの役割. 第2回骨免疫学会, 2016年7月6-8日, 沖縄
8.日暮大渡、斉藤光次、河野葉子、石川文博、その他5名:肝細胞がんに対する新規治療戦略:ATM/ATR-HMGA2経路の遮断による老化形質誘導の可能性 HMGA2 is a promising antitumor target for hepatocellular carcinoma with low mitochondrial activity. 第75回日本癌学会学術大会, 2016年10月6-8日, 横浜
9.唾液腺由来筋上皮細胞の単離と性質解析. 安原理佳、田中準一、福島美和子、入江太朗、河野葉子、美島健二: Isolation and characterization of myoepithelial cells in salivary glands. 第39回日本分子生物学会年会, 2016年11月30-12月2日, 横浜.
10.田中準一、大庭 伸介、馬渕 洋、安原理佳、入江太朗、福島美和子、河野葉子、美島健二:唾液腺発生におけるSox9の機能解析Sox9 regulates development of salivary glands. 第39回日本分子生物学会年会, 2016年12月2日, 横浜.
11.川嶋章弘、安原理佳、美島健二、関沢明彦:子宮内胎児の脳室内投与における脂肪組織由来幹細胞の中枢神経系への有効性. 第39回日本分子生物学会年会, 2016年11月30-12月2日, 横浜.
12.安原理佳?田中準一?入江太朗?福島美和子?河野葉子?美島健二:唾液腺由来筋上皮細胞の単離と性質解析 Isolation and characterization of myoepithelial cells in salivary glands. 第61回日本唾液腺学会学術集会, 2016年12月3日
原著?総説?書籍
原著論文
- Yasuhara R, Irie T, Suzuki K, Sawada T, Miwa N, Sasaki A, Tsunoda Y, Nakamura S, Mishima K. The beta-catenin signaling pathway induces aggressive potential in breast cancer by up-regulating the chemokine CCL5. Exp Cell Res. 2015;338:22-31.
- Tanaka J, Irie T, Yamamoto G, Yasuhara R, Isobe T, Hokazono C, Tachikawa T, Kohno Y, Mishima K. ANGPTL4 regulates the metastatic potential of oral squamous cell carcinoma. J Oral Pathol Med. 2015;44:126-133.
- Takahashi A, Inoue H, Mishima K, Ide F, Nakayama R, Hasaka A, Ryo K, Ito Y, Sakurai T, Hasegawa Y, Saito I. Evaluation of the effects of quercetin on damaged salivary secretion. PLoS One. 2015;10:e0116008.
- Saito Y, Yamada A, Suzuki D, Tanaka J, Nagahama R, Kurosawa T, Maki K, Mishima K, Shirota T, Kamijo R. Association of aging with gene expression profiling in mouse submandibular glands. Genom Data. 2015;5:115-119.
- Ono M, Suzawa T, Takami M, Yamamoto G, Hosono T, Yamada A, Suzuki D, Yoshimura K, Watahiki J, Hayashi R, Arata S, Mishima K, Nishida K, Osumi N, Maki K, Kamijo R. Localization and osteoblastic differentiation potential of neural crest-derived cells in oral tissues of adult mice. Biochem Biophys Res Commun. 2015;464:1209-1214.
- Okada S, Irie T, Tanaka J, Yasuhara R, Yamamoto G, Isobe T, Hokazono C, Tachikawa T, Kohno Y, Mishima K. Potential role of hematopoietic pre-B-cell leukemia transcription factor-interacting protein in oral carcinogenesis. J Oral Pathol Med. 2015;44:115-125.
- Matsunaga A, Takami M, Irie T, Mishima K, Inagaki K, Kamijo R. Microscopic study on resorption of beta-tricalcium phosphate materials by osteoclasts. Cytotechnology. 2015;67:727-732.
- Ichikawa Y, Watahiki J, Nampo T, Nose K, Yamamoto G, Irie T, Mishima K, Maki K. Differences in the developmental origins of the periosteum may influence bone healing. J Periodontal Res. 2015;50:468-478.
- Muromachi K, Kamio N, Matsuki-Fukushima M, Nishimura H, Tani-Ishii N, Sugiya H, Matsushima K. CCN2/CTGF expression via cellular uptake of BMP-1 is associated with reparative dentinogenesis. Oral Dis. 2015;21:778-84.
- Katsumata-Kato O, Yokoyama M, Matsuki-Fukushima M, Narita T, Sugiya H,Fujita-Yoshigaki J. Secretory proteins without a transport signal are retained in secretory granules during maturation in rat parotid acinar cells. Arch Oral Biol. 2015;60:642-9.
- Li Q, Tsuneki M, Krauthammer M, Couture R, Schwartz M, Madri JA. Modulation of Sox10, HIF-1α, Survivin, and YAP by Minocycline in the Treatment of Neurodevelopmental Handicaps following Hypoxic Insult. American Journal of Pathology, 185: 2364-2378, 2015. doi: 10.1016/j.ajpath.2015.05.016
- Tsuneki M, Nakamura Y, Kinjo T, Nakanishi R, Arakawa H. Mieap suppresses murine intestinal tumor via its mitochondrial quality control. Scientific Reports, 5: 12472, 2015. doi: 10.1038/srep12472
- Tsuneki M, Hardee S, Michaud M, Morotti R, Lavik E, Madri JA. A hydrogel-endothelial cell implant mimics infantile hemangioma: modulation by survivin and the Hippo pathway. Laboratory Investigation, 95: 765-780, 2015. doi: 10.1038/labinvest.2015.61
- Yamamoto K, Protack CD, Kuwahara G, Tsuneki M, Hashimoto T, Hall MR, Assi R, Brownson KE, Foster TR, Bai H, Wang M, Madri JA, Dardik A. Disturbed shear stress reduces Klf2 expression in arterial-venous fistulae in vivo. Physiological Reports, 3: e12348, 2015. doi: 10.14814/phy2.12348
- Tsuneki M, Madri JA, Saku T. Cell-extracellular matrix interactions in oral tumorigenesis: Roles of podoplanin and CD44 and modulation of Hippo pathway. Journal of Oral Biosciences, 57: 45-53, 2015. doi: 10.1016/j.job.2015.02.004 [Invited Review Article]
- Hall MR, Yamamoto K, Protack CD, Tsuneki M, Kuwahara G, Assi R, Brownson KE, Bai H, Madri JA, Dardik A. Temporal regulation of venous extracellular matrix components during arteriovenous fistula maturation. Journal of Vascular Access, 16: 93-106, 2015. doi: 10.5301/jva.5000290
招待講演
河野葉子: 外傷歯の周囲組織および治癒過程の病理組織像について. 第15回 日本外傷歯学会総会?学術大会 北九州市学会発表
- 安原理佳、田中準一、入江太朗、深田俊幸、福島美和子、河野葉子、美島健二: 脂肪幹細胞を活用した唾液腺再生メカニズムの解析.文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業平成26年度シンポジウム抄録集(次世代型顎口腔組織再生医療の研究開発拠点形成, 東京、2015年3月)
- 田中準一、馬渕 洋、安原理佳、入江太朗、福島美和子、河野葉子、美島健二: マウス唾液腺における幹細胞の同定とそのcharacterization. 第14回日本再生医療学会, 2015年3月19-21日, 横浜
- Tanaka J, Mabuchi Y, Yasuhara R, Irie T, Fukushima M, Fukada T, Yohko K, Mishima K: Identification and characterization of tissue-specific stem cells from murine salivary gland. International Society for Stem Cell Research, June 24-27th, 2015, Stockholm, Sweden
- Yasuhara R, Irie T, Tanaka J, Sawada T, Suzuki K, Nakamura S, Mishima K: The beta-Catenin signaling pathway induces aggressive potential through CCL5 in breast cancer. 第104回日本病理学会, 2015年4月30日- 5月2日, 名古屋
- 田中準一、馬渕 洋、安原理佳、入江太朗、福島美和子、河野葉子、美島健二: マウス唾液腺における幹細胞の同定とその機能解析. 第104回日本病理学会, 2015年4月30日- 5月2日, 名古屋
- Tanaka J, Mabuchi Y, Yasuhara R, Irie T, Fukushima M, Fukada T, Yohko K, Mishima K: Characterization of tissue-specific stem cells from murine salivary gland. 第63回 国際歯科研究学会(IADR)日本部会総会(JADR)?学術大会, 2015年10月30-31日, 福岡
- 安原理佳、田中準一、福島美和子、入江太朗、河野葉子、美島健二: 唾液腺由来筋上皮細胞の性質解析 Characterization of myoepithelial cells in salivary glands. 第38回日本分子生物学会年会?第88回日本生化学学会大会, 2015年12月1-4日, 神戸.
- Muromachi K, Kamio N, Matsuki-Fukushima M, Nishimura H, Tani-Ishii N, Sugiya H, Matsushima K: BMP-1-induced CCN2/CTGF Expression is Associated With Reparative Dentin Formation. IADR/AADR/CADR General Session & Exibition, March 11-14, 2015, Boston, Massachusetts.
原著?総説?書籍
原著論文
1. Yasuhara R, Irie T, Shiozawa E, Yamochi T, Tanaka J, Kohno Y, Fujikura M, Kimura Y, Hanazawa T, Seki K, Sano T, Shirota T, Kushima M, Takimoto M, Mishima K. Plasmablastic lymphoma of the maxillary sinus withintraoral manifestation caused by direct alveolar bone infiltration in an HIV-negative patient. Pathol Int. 2014;64:588-90.
2. Candela ME, Yasuhara R, Iwamoto M, Enomoto-Iwamoto M. Resident mesenchymal progenitors of articular cartilage. Matrix Biol. 2014;39:44-9.
3. Yajima-Himuro S, Oshima M, Yamamoto G, Ogawa M, Furuya M, Tanaka J, Nishii K, Mishima K, Tachikawa T, Tsuji T, Yamamoto M. The junctional epithelium originates from the odontogenic epithelium of an erupted tooth. Sci Rep 2014;4:4867.
4. Takahashi M, Suzawa T, Yamada A, Yamaguchi T, Mishima K, Osumi N, Maki K, Kamijo R. Identification of gene expression profile of neural crest-derived cells isolated from submandibular glands of adult mice. Biochem Biophys Res Commun 2014;446:481-486.
5. Nose-Ishibashi K, Watahiki J, Yamada K, Maekawa M, Watanabe A, Yamamoto G, Enomoto A, Matsuba Y, Nampo T, Taguchi T, Ichikawa Y, Saido TC, Mishima K, Yamaguchi Y, Yoshikawa T, Maki K. Soft-diet feeding after weaning affects behavior in mice: Potential increase in vulnerability to mental disorders. Neuroscience. 2014;263:257-268.
6. Akiyama T, Miyamoto Y, Yoshimura K, Yamada A, Takami M, Suzawa T, Hoshino M, Imamura T, Akiyama C, Yasuhara R, Mishima K, Maruyama T, Kohda C, Tanaka K, Potempa J, Yasuda H, Baba K, Kamijo R. Porphyromonas
gingivalis-derived lysine gingipain enhances osteoclast differentiation induced by tumor necrosis factor-alpha and interleukin-1beta but suppresses that by interleukin-17A: importance of proteolytic degradation of osteoprotegerin by lysine gingipain. J Biol Chem 2014;289:15621-15630.
7. Poveda M, Hashimoto S, Enokiya Y, Matsuki-Fukushima M, Sasaki H, Sakurai K, Shimono M. Expression and localization of aqua-glyceroporins AQP3 and AQP9 in rat oral epithelia. Bull Tokyo Dent Coll. 2014;55(1):1-10.
8. Jorge-Nebert, LF., M. Galvez-Peralta, JL. Figueroa, M. Somarathna, S. Hojyo, T. Fukada, and DW. Nebert. Comparing Gene Expression during Cadmium Uptake and Distribution: Untreated vs Oral Cd-Treated Wild-Type and ZIP14 Knockout Mice. Toxicological Sciences 204, 2014
9. Hojyo, S., T. Miyai, H. Fujishiro, M. Kawamura, T. Yasuda, A. Hijikata, BH. Bin, T. Irie, J. Tanaka, T. Atsumi, M. Murakami, M. Nakayama, O. Ohara, S. Himeno, H. Yoshida, H. Koseki, T. Ikawa, K. Mishima, and T. Fukada. Zinc transporter SLC39A10/ZIP10 controls humoral immunity by modulating B cell receptor signal strength. PNAS 111:11786-91, 2014
10. Bin BH., S. Hojyo, T. Hosaka, J. Bhin, H. Kano, T. Miyai, M. Ikeda, T. Kimura-Someya Mikako Shirouzu, EG Cho, K. Fukue, T. Kambe, W. Ohashi, KH Kim, J. Seo, DH. Choi, YJ Nam, D. Hwang, A. Fukunaka, Y. Fujitani, S. Yokoyama, A. Superti-Furga, S. Ikegawa, TR Lee, and T. Fukada. Molecular pathogenic basis of Spondylocheirodysplastic Ehlers-Danlos syndrome caused by mutant ZIP13 proteins. EMBO Molecular Medicine 6: 1028-1042, 2014
11. Miyai, T., S. Hojyo, T. Ikawa, M. Kawamura, T. Irie, H. Ogura, A. Hijikata, BH. Bin, T. Yasuda, H. Kitamura, M. Nakayama, O. Ohara, H.o Yoshida, H. Koseki, K. Mishima, and T. Fukada. Zinc transporter SLC39A10/ZIP10 facilitates antiapoptotic signaling during early B-cell development. PNAS 111:11780-85, 2014
12. Tsuneki M and Madri JA. Adhesion molecule-mediated Hippo pathway modulates hemangioendothelioma cell behavior. Molecular and Cellular Biology, 34: 4485-4499, 2014. doi: 10.1128/MCB.00671-14
13. Tsuneki M and Madri JA. CD44 regulation of endothelial cell proliferation and apoptosis via modulation of CD31 and VE-cadherin expression. Journal of Biological Chemistry, 289: 5357-5370, 2014. doi: 10.1074/jbc.M113.529313
総説論文
1.Bin, BH., S. Hojyo, and Fukada T.Spondylocheirodysplastic Ehlers-Danlos syndrome (SCD-EDS) and the mutant zinc transporter ZIP13. Rare Diseases doi:10.4161/21675511.2014.9749822.Hojyo, S., T. Miyai, and Fukada T.B-cell receptor signal strength and zinc signaling: unraveling the role of zinc transporter ZIP10 in humoral immunity. Receptors & Clinical Investigation
3. 北條慎太郎, 賓範浩, 深田俊幸 亜鉛シグナルによる骨代謝制御とその破綻がもたらす異常 実験医学増刊32: 134-144,2014
書籍
1. 美島健二(分担)スタンダード口腔病態病理学 第2版 賀来 亨,槻木恵一(編)学研書院, 東京, 227-233頁, 2013年2. Fukada, T, Hojyo, S., and Bin, B.H..Zinc signal in growth control and bone diseases.
Fukada T, and T. Kambe Zinc Signals in Cellular Functions and Disorders Springer,249-267, 2014
学会?講演
特別講演
1. 美島健二(座長および企画);ドライの最前線に迫る-加齢制御を目指した外分泌腺の機能解析—, 第14回日本抗加齢医学会総会シンポジウム, 大阪 2014年6月2. 深田俊幸 亜鉛シグナル:生体恒常性を統御する新しい情報伝達機構, 第87回日本内分泌学会学術総会教育講演, 福岡 2014年4月
シンポジウム
国際学会でのシンポジウム1. Toshiyuki Fukada(座長および企画)Zinc signaling in health and diseases.
International Society for Zinc Biology 2014 Symposium, Asilomar, California 2014年9月
2. Toshiyuki Fukada(座長および企画)Zinc transporters; from structure to function.
International Society for Zinc Biology 2014 Symposium, Asilomar, California 2014年9月
国内学会でのシンポジウム
1. 美島健二(座長および企画);ドライの最前線に迫る-加齢制御を目指した外分泌腺の機能解析—, 第14回日本抗加齢医学会総会シンポジウム, 大阪 2014年6月
2. 深田俊幸(座長および企画);亜鉛シグナル:免疫機能と悪性腫瘍への関与, 第25回日本微量元素学会大会シンポジウム,岡山 2014年7月
3. 深田俊幸(座長および企画);亜鉛シグナルから理解する細胞機能と病態形成,第87回日本生化学会大会シンポジウム,京都 2014年10月
4. 深田俊幸亜鉛による情報伝達:健康と病気への関与, 第56回歯科基礎医学会学術大会?総会シンポジウム,福岡2014年9月
5. 深田俊幸、宮井智浩、北條慎太郎、美島健二;亜鉛シグナル:B細胞の恒常性を司る新しい制御機構, 心血管膜輸送研究会2014,岡崎 2014年9月
原著論文
Hayashi S, Tanaka J, Okada S, Isobe T, Yamamoto G, Yasuhara R, Irie T, Akiyama C, KohnoY, Tachikawa T, Mishima K.: Lin28a is a putative factor in regulating cancer stem cell-like properties in side population cells of oral squamous cell carcinoma., Experimental Cell Research 1;319(8):1220-8.2013Cantley L, Saunders C, Guttenberg M, Ohta Y, Yasuhara R, Kondo N, Tung W, Candela E. M, Sgariglia F, Asai S, Zhang X, Qin L, Hecht T. J, Chen D, Toyosawa S, Dormans P. J, Iwamoto M, Pacifici M and Enomoto-Iwamoto M.: Loss of β-Catenin Induces Multifocal Ectopic Chondroma-like Masses in Adult Mice. Am J Pathol. 182(3):917-27.2013
Sasaki A, Nakajo T, Tsunoda Y, Yamamoto G, Kobayashi Y, Tsuji M, Udaka Y, Mizutani T, Oguchi K.: Gene analysis and dynamics of tumor stem cells in human glioblastoma cells after radiation. Hum Cell. 2013 Jun;26(2):73-9. doi: 10.1007/s13577-013-0060-0.
Maruyama T, Miyamoto Y, Yamamoto G, Yamada A, Yoshimura K, Suzawa T, Takami M, Akiyama T, Hoshino M, Iwasa F, Ikumi N, Tachikawa T, Mishima K, Baba K, Kamijo R. : Downregulation of carbonic anhydrase IX promotes Col10a1 expression in chondrocytes. PLoS One. 2013;8(2):e56984. doi: 10.1371/journal.pone.0056984.
Wang X, Suzawa T, Miyauchi T, Zhao B, Yasuhara R, Anada T, Nakamura M, Suzuki O, Kamijo R.: Synthetic Octacalcium Phosphate Enhanced Reparative Dentin Formation via Induction of Odontoblast Differentiation. J Tissue Eng Regen Med, 2013 in press doi: 10.1002/term.1669.
学会発表
安原理佳, 入江太朗, 外薗知恵, 磯辺友秀, 河野葉子, 美島健二:上顎に発生し眼窩底に及んだkeratoameloblastomaの一例
(第102回日本病理学会総会, 北海道, 2013年6月4-6日)
Yohko Kohno, Miki Kushima, Mutsuko Omatsu, Toshiaki Kunimura, Kenji Mishima, Masafumi Takimoto:
Two Cases of Myoepithelial Carcinoma and Epithelial-Myoepithelial Carcinoma.:
(18th International Congress of Cytology, Paris, France, May 26-30, 2013)
Miki Kushima, Yohko Kohno, Masafumi Takimoto:
Usefulness of Cytological Specimens (scrape or imprint smears) for The Pathological Diagnosis at Intraoperative Rapid Diagnosis of Ovarian Tumors. :
(18th International Congress of Cytology, Paris, France, May 26-30, 2013)
外薗知恵、入江太朗、森 泰昌、大西忠博、安原理佳、
磯邊友秀、田中準一、山本 剛、美島健二:
核内長鎖non-coding RNA(MALAT-1)は唾液腺腫瘍に発現し予後に影響する
(第67回日本口腔科学会学術集会, 2-F-14, 宇都宮, 2013年5月)
Rika Yasuhara, Gou Yamamoto, Taro Irie, Kenji Mishima:
Cohort study and functional analysis of the bone metastatic factors
(2013年国際骨代謝学会?日本骨代謝学会 第2回合同国際会議(IBMS-JSBMR2013), 神戸, 2013年5月28日- 6月1日)
原著論文
Ooka H, Kanda S, Okazaki H, Suzuki H, Mishima K, Saito I, Yagi M, Tomoda K, Nishiyama T.: Characterization of side population (SP) cells in murine cochlear nucleus. Acta Otolaryngol. 2012;132:693-701.Kobayashi S, Kawakita T, Kawashima M, Okada N, Mishima K, Saito I, Ito M, Shimmura S, Tsubota K.: Characterization of cultivated murine lacrimal gland epithelial cells. Mol Vis. 2012;18:1271-7.
Mishima K, Inoue H, Nishiyama T, Mabuchi Y, Amano Y, Ide F, Matsui M, Yamada H, Yamamoto G, Tanaka J,Yasuhara R, Sakurai T, Lee M, Chiba K, Sumimoto H, Kawakami Y, Matsuzaki Y, Tsubota K, Saito I.: Transplantation of side population cells restores the function of damaged exocrine glands through clusterin. Stem Cells. 30(9):1925-37. 2012.
Koh-ei Toyoshima, Kyosuke Asakawa, naoko Ishibashi, Hiroshi Toki, miho ogawa, Tomoko Hasegawa, Tarou Irié, Tetsuhiko Tachikawa, Akio sato, Akira Takeda & Takashi Tsuji.: Fully functional hair follicle regeneration through the rearrangement of stem cells and their niches Nat Commun. 17;3:784, 2012. doi: 10.1038/ncomms1784.
Inoue H, Mishima K, Yamamoto S, Nakayama R, Nakagawa Y, Yamamoto K, Ryo K, Ide F, Saito I.:
Aryl Hydrocarbon Receptor-Mediated Induction of Epstein-Barr Virus Reactivation as a Risk Factor for Sjogren’s Syndrome. : J.Immunol. 188: 4654-4662, 2012.
Pal SK, Noguchi S, Yamamoto G, Yamada A, Isobe T, Hayashi S, Tanaka J, Tanaka Y, Kamijo R, Yamane G, Tachikawa T.: Expression of MAL (myelin and lymphocyte protein in oral carcinogenesis. Medical Molecular Morphology. 45(4):222-8.2012.
Sasaki A, Udaka Y, Tsunoda Y, Yamamoto G, Tsuji M, Oyamada H, Oguchi K, Mizutani T.:
Analysis of p53 and miRNA expression after irradiation of glioblastoma cell lines. Anticancer Res. 2012 Nov;32(11):4709-13.
Nishii K, Usui M, Yamamoto G, Yajima S, Tsukamoto Y, Tanaka J, Tachikawa T, Yamamoto M.:
The distribution and expression of S100A8 and S100A9 in gingival epithelium of mice. J Periodontal Res. 2013 Apr;48(2):235-42. doi: 10.1111/jre.12000.
Tsukamoto Y, Usui M, Yamamoto G, Takagi Y, Tachikawa T, Yamamoto M, Nakamura M.
Role of the junctional epithelium in periodontal innate defense and homeostasis. J Periodontal Res. 2012 Dec;47(6):750-7. doi: 10.1111/j.1600-0765.2012.01490.x.
Ban Y, Yamamoto G, Takada M, Hayashi S, Ban Y, Shimizu K, Akasu H, Igarashi T, Bando Y, Tachikawa T, Hirano T : Proteomic profiling of thyroid papillary carcinoma. J Thyroid Res. 2012;2012:815079. doi: 10.1155/2012/815079.
Aizawa R, Yamada A, Suzuki D, Iimura T, Kassai H, Harada T, Tsukasaki M, Yamamoto G, Tachikawa T, Nakao K, Yamamoto M, Yamaguchi A, Aiba A, Kamijo R.: Cdc42 is required for chondrogenesis and interdigital programmed cell death during limb development. Mech Dev. 2012 Mar-Jun;129(1-4):38-50. doi: 10.1016/j.mod.2012.02.002.
Isobe T, Yamamoto G, IRIE T, Tachikawa T, Mishima K: Gene Expression of Cancer Stem Cell in Oral Squamous Cell Carcinoma. Dental Medicine Research. 32(2), 2012
学会報告
林茂雄、田中準一、岡田誠二、磯辺友秀、山本剛、安原理佳、入江太朗、秋山知恵、河野葉子、立川哲彦、美島健二:Lin 28は口腔扁平上皮癌における癌幹細胞性の制御に関与している
(文部科学省私立大学戦力的研究基盤形成支援事業平成24年度シンポジウム、東京、2013年3月23日)
外薗知恵、入江太朗、秋光信佳、大西忠博、安原理佳、磯辺友秀、林茂雄、田中準一、山本剛、美島健二:
長鎖noncoding RNA (MALAT-1)は唾液腺腫瘍に発現する
(文部科学省私立大学戦力的研究基盤形成支援事業平成24年度シンポジウム、東京、2013年3月23日)
安原理佳、大岩亜希子、山本剛、田中準一、磯辺友秀、秋山知恵、入江太朗、河野葉子、美島健二:
唾液腺再生を目指した脂肪幹細胞の応用
(文部科学省私立大学戦力的研究基盤形成支援事業平成24年度シンポジウム、東京、2013年3月23日)
相澤怜、山田篤、鈴木大、山本剛、斎藤彰大、榎本拓哉、藤原亮一、美島健二、上條竜太郎、山本松男:
骨?軟骨形成における低分子量Gタンパク質Cdc42の役割
(文部科学省私立大学戦力的研究基盤形成支援事業平成24年度シンポジウム、東京、2013年3月23日)
Yasuhara R, Enomoto-Iwamoto M, and Mishima K. :
The crosstalks between wnt/b-catenin and a5 integrin signalings in the articular superficial cell functions.:
(1st Asia-Pacific Bone and Mineral Research Meeting -22nd ANZMB, Perth, Austraria, September 2012)
津田祥子、河野葉子、外池孝彦、福田ミヨ子、太田善樹、前田朱美、吉谷地玲子、九島巳樹:
唾液腺穿刺吸引細胞診における診断成績の検討:
(第53回日本臨床細胞学会総会(春期大会) , 千葉, 2012年6月1日~3日)
安原理佳, 岩本資己, 美島健二.:
関節軟骨維持における表層細胞の機能解析:Wnt/β-cateninシグナルとα5 integrinとの相互作用
(第53回日本骨代謝学会, 東京, 2012年7月)
安原理佳、沢田晃暢、鈴木研也、中村清吾、山本 剛、入江太朗、美島健二:
乳癌骨転移誘導因子の検索とその機能解析
(第101回日本病理学会, 東京, 2012年4月)
外薗知恵、入江太朗、岡田誠二、磯邊友秀、安原理佳、山本 剛、朽名智彦、近藤誠二、新谷 悟、栃木直文、藤岡保範、鈴木良夫、美島健二:
上顎骨内原発のsolitary fibrous tumorの一例
(第101回日本病理学会, 東京, 2012年4月)
症例報告
Omatsu M, Kunimura T, Mikogami T, Hamatani S, Shiokawa A, Watanabe H, Kohno Y, Isozaki M, Tateno H, Miyake S, Kitayama T and Morohoshi T. : A Rare Case of Peripheral Primitive Neuroectodermal Tumor Arising from the Minor Salivary Gland in a Young Woman. The Showa Univ. J Med Sci Vol. 24 No.4. 319-323, 2012.安原理佳、入江太朗、山本 剛、美島健二.: 口蓋腫瘤.
(第23回日本臨床口腔病理学会, 東京, 2012年8月)
原著論文
Yasuhara R, Ohta Y, Yuasa T, Kondo N, Hoang T, Addya S, Fortina P, Pacifici M, Iwamoto M, Enomoto-Iwamoto M.Roles of b-catenin signaling in phenotypic expression and proliferation of articular cartilage superficial zone cells.
Lab.Invest. 91(12):1739-52, 2011
Tanaka G, Nakazato Y, Irie T, Okada T, Abe M:
Indeterminacy in the WHO classification of tumors-an example of the histopathological diagnosis of brain tumors.
Brain Tumor Pathology. 28(3):247-51, 2011
Kataoka, Y, Tamaki, Y, Miyazaki T:
Synergistic responses of superficial chemistry and micro topography of titanium created by wire-type electric discharge machining.
Biomed Mater Eng. 21:113-21, 2011
Yoshimura K, Miyamoto Y, Yasuhara R, Maruyama T, Akiyama T, Yamada A, Takami M, Suzawa T, Tsunawaki S, Tachikawa T, Baba K, Kamijo R:
Monocarboxylate transporter-1 is required for cell death in mouse chondrocytic ATDC5 cells exposed to interleukin-1beta via late phase activation of nuclear factor kappaB and expression of phagocyte-type NADPH oxidase.
J Biol Chem. 286(17):14744-52, 2011
Kondo N, Yuasa T, Shimono K, Tung W, Okabe T, Yasuhara R, Pacifici M, Zhang Y, Iwamoto M, Enomoto-Iwamoto M:
Intervertebral disc development is regulated by Wnt/b-catenin signaling.
Spine. 15;36(8):E513-8, 2011
Tsunoda Y, Sakamoto M, Sawada T, Sasaki A, Yamamoto G, Tachikawa T.: Characteristic genes in luminal subtype breast tumors with CD44+CD24-/low gene expression signature. Oncology. 2011;81(5-6):336-44. doi: 10.1159/000334690.
伊達貴和子、鎌谷宇明、吉濱泰斗、磯辺友秀、立川哲彦、新谷 悟:
臼後部に生じた嚢胞腺癌の一例. Dental Medicine Research. 31(1), 2011
Obara S, Yamamoto G, Hayashi S, Tanaka J, Isobe T, Hokazono C, Yasuhara R, Irie T, Tachikawa T: Expression of Keratin 75 (K6hf) in Oral Squamous Cell Carcinoma. Dental Medicine Research. 31(1), 2011
症例報告
Irie T, Ogawa I, Takata T, Toyosawa S, Isobe T, Hokazono C, Tachikawa T, Suzuki Y:Sclerosing odontogenic carcinoma.
Pathology International 2012; 62: 75-76
学会報告
岡田誠二、磯辺友秀、林 茂雄、田中準一、立川哲彦、外薗知恵、山本 剛、入江太朗、美島健二:扁平上皮癌および上皮異形成におけるGLIS-1の発現様相
(第31回昭和歯学会, 東京, 2011年12月)
林 茂雄、磯辺友秀、立川哲彦、田中準一、岡田誠二、外薗知恵、山本 剛、入江太朗、美島健二:
扁平上皮癌細胞株における癌幹細胞の特性
(第31回昭和歯学会, 東京, 2011年12月)
田中準一、磯辺友秀、立川哲彦、林 茂雄、岡田誠二、外薗知恵、山本 剛、入江太朗、美島健二:
口腔扁平上皮癌細胞株のスフェロイド培養法における、癌幹細胞様細胞の特性について
(第31回昭和歯学会, 東京, 2011年12月)
秋山智人、宮本洋一、山田 篤、高見正道、安原理佳、吉村健太郎、星野真理江、丸山敏史、美島健二、上條竜太郎、馬場一美:
炎症性骨吸収に対するリシン特異的ジンジパインの役割
(第31回昭和歯学会, 東京, 2011年12月)
市川雄大、綿引淳一、田口智博、南保友樹、小野美樹、榎本明子、野瀬佳奈、山本 剛、入江太朗、立川哲彦、美島健二、槇 宏太郎:
顎骨の骨膜は神経堤細胞由来の性質を有する可能性がある
(第31回昭和歯学会, 東京, 2011年12月)
西井浩介、臼井道彦、山本 剛、八島沙羅、田中準一、立川哲彦、山本松男:
Germ free mouseを用いた付着上皮特異的因子の解析
(第31回昭和歯学会, 東京, 2011年12月)
河野葉子、瀧本雅文、矢持淑子、塩沢英輔、野呂瀬朋子、磯辺友秀、福田ミヨ子、津田祥子、九島巳樹、太田秀一:
顎下腺に発生した唾液腺導管癌の1例
日本臨床細胞学会雑誌、第50巻、補冊2号、 p612、2011
(第50回日本臨床細胞学会秋期大会 東京 2011年 10月22日、23日)
河野葉子、野呂瀬朋子、瀧本雅文、太田秀一:
診断に苦慮した顎下腺腫瘍の1例
第52回日本病理学会関東支部学術集会 埼玉 2011年 9月3日
Rika Yasuhara, Motomi Enomoto-Iwamoto, Dai Suzuki, Atsushi Yamada, Atsu Aiba, Shu Takeda, Ryutaro Kamijo:
The cross talks between Wnt/b-catenin and Rac1 Signaling in Regulation of Maintenance and Function of Superficial Cell Layer in Articular Cartilage
(The IOF Regionals-2nd Asia-Pacific Osteoporosis and Bone Meeting, Osteoporosis International, vol.22, Supp4, p , Australia, September, 2011)
安原理佳, 角田ゆう子, 鈴木研也, 沢田晃暢, 中村清吾, 佐々木晶子, 山本 剛, 入江太朗, 立川哲彦:
乳癌骨転移因子の探索と機能解析
(第19回日本乳癌学会, 抄録集p407, 仙台, 2011年9月)
安原理佳, 鈴木 大, 山田 篤, 竹田 秀, 上條竜太郎:
関節表層細胞の維持と機能調節におけるWnt/b-cateninとRac1シグナルの相互作用
(第29回日本骨代謝学会, 抄録集p192, 大阪, 2011年7月)
安原理佳, 佐々木晶子, 山本剛, 入江太朗, 角田ゆう子, 鈴木研也, 沢田晃暢, 中村清吾,立川哲彦:
乳癌骨転移におけるb-Cateninシグナルの役割
(第100回日本病理学会, 日本病理学会誌第100巻第1号p458, 神奈川, 2011年4月)
吉村健太郎,宮本洋一,安原理佳,丸山敏史,秋山智人,山田篤,高見正道,須澤徹夫,綱脇祥子,立川哲彦,馬場一美,上條竜太郎:
モノカルボン酸トランスポーター-1は、インターロイキン-1βで刺激されたマウス軟骨様ATDC5細胞でNF-κBの後期活性化を介した食胞型NADPH-オキシダーゼの発現とそれに伴う細胞死に必要である.
昭和大学大学院歯学研究科?口腔癌包括的研究センター平成22年度合同シンポジウムプログラム抄録集,p36,2011
(昭和大学大学院歯学研究科?口腔癌包括的研究センター平成22年度合同シンポジウム,東京,2011年3月)
花澤智美, 番場純子, 木村幸紀, 磯辺友秀, 入江太朗, 立川哲彦, 岡野友宏:
舌下腺に発生したMALTリンパ腫の1例.
(第29回日本口腔腫瘍学会, 熊本, 2011年1月)
番場純子, 花澤智美, 木村幸紀, 入江太朗, 立川哲彦, 岡野友宏:
顎骨骨肉腫‐最近20年間の自験5例における画像診断学的検討-
(第29回日本口腔腫瘍学会, 熊本, 2011年1月)
総説
Yasuhara R, Miyamoto Y:Roles of gingipains in periodontal bone loss.
J Oral Biosci 53(3):197-205, 2011
原著論文
Nampo T, Watahiki J, Enomoto A, Taguchi T, Ono M, Nakano H, Yamamoto G, Irie T, Tachikawa T, Maki K:A new method for alveolar bone repair using extracted teeth for the graft material.
J periodontal, 81:1264-72, 2010
Enomoto A, Watahiki J, Yamaguchi T, Irie T, Tachikawa T, Maki K:
Effects of mastication on mandibular growth evaluated by microcomputed tomography.
Eur J Orthod, 32:66-70, 2010
Takada M, Ban Y, Yamamoto G, Ueda T, Saito Y, Nishimura E, Fujisawa K, Koide R, Mizutani M, Kozawa T, Shiraishi Y, Bando Y, Tachikawa T, Hirano T:
Periostin, discovered by nano-flow liquid chromatography and mass spectrometry, is a novel marker of diabetic retinopathy.
Biochem Biophys Res Commun, 399:221-6, 2010
Takeuchi S, Matsunaga T, Yamamoto G, Baba K, Tachikawa T:
Temporal expression pattern of adhesion genes in human oral mucosal keratinocytes on type Ⅳ collagen-coated titanium.
J Biomed Mater Res A, 95:305-11, 2010
Nampo T, Watahiki J, Enomoto A, Taguchi T, Ono M, Nakano H, Yamamoto G, Irie T, Tachikawa T, Maki K:
A new method for alveolar bone repair using extracted teeth for the graft material.
J Periodontal Res, 45:1264-72, 2010
Hayashi Y, Matsunaga T, Yamamoto G, Nishii K, Usui M, Yamamoto M, Tachikawa T:
Comprehensive analysis of gene expression in the junctional epithelium by laser microdissection and microarray analysis.
J Periodontal Res, 45:618-25, 2010
Kamioka N, Akahane T, Kohno Y, Kuroki T, Iijima M, Honma I, Ohba M:
Protein kinase C δ andη differently regulate the expression of loricrin and Jun family proteins in human keratinocytes.
Biochemical and Biophysical Research Communications. 394:106-11, 2010
上岡なぎさ, 本間生夫, 赤羽智子, 河野葉子, 飯島正文, 大場基:
ヒト三次元培養皮膚への遺伝子導入法の確立と表皮分化へのCキナーゼの関与.
昭和医会誌,70, 253-62, 2010
Irie T, Ogawa I, Takata T, Toyosawa S, Saito N, Akiba M, Isobe T, Hokazono C, Tachikawa T, Suzuki Y:
Sclerosing odontogenic carcinoma with benign fibro-osseous lesion of the mandible: An extremely rare case report.
Pathology International, 60:694–700, 2010
Kimura Y, Hanazawa T, Okano T, Irie T, Tachikawa T:
Two cases of lateral retropharyngeal node metastasis from squamous cell carcinoma of the buccal mucosa and review of reported cases in the Japanese literature.
J Jpn Soc Oral Tumor, 22:107-14, 2010
Hanazawa T, Kimura Y, Irie T, Tachikawa T, Okano T
A case of osteosarcoma in the mandibular bone.
Japanese Journal of Clinical Radiology, 55:1037-42, 2010
Ata F, Kataoka Y, Tamaki Y, Yamaki K, Miyazaki T:
Micro-CT Based Quantitative Evaluation of In Vivo Bone Regeneration with Collagen-based Biomaterials.
Dental Medicine Research, 31:24-7, 2010
Tamaki Y, Lee WS, Kataoka Y, Miyazaki T:
A modified porous titanium sheet prepared by plasma-activated sintering for biomedical applications.
J Tissue Eng, 2010:425402, 2010
Shibata Y, Suzuki D, Omori S, Tanaka R, Murakami A, Kataoka Y, Baba K, Kamijo R, Miyazaki T:
The characteristics of in vitro biological activity of titanium surfaces anodically oxidized in chloride solutions.
Biomaterials, 31:8546-55, 2010
Tamaki Y, Kataoka Y, In-Kee Jang, Miyazaki T:
Bone Regenerative Potential of Mesenchymal Stem Cells on a Micro-Structured Titanium Processed by Wire-Type Electric Discharge Machining.
The Open Materials Science Journal, 4:113-6, 2010
Yasuhara R, Yuasa T, Williams JA, Byers SW, Shah S, Pacifici M, Iwamoto M, Enomoto-Iwamoto M. Wnt/beta-catenin and Retinoic Acid Receptor Signaling Pathways Interact to Regulate Chondrocyte Function and Matrix Turnover.
J. Biol. Chem. 285(1):317-27, 2010
症例報告
Irie T, Ogawa I, Takata T, Toyosawa S, Saito N, Akiba M, Isobe T, Hokazono C, Tachikawa T, Suzuki Y:Sclerosing odontgenic carcinoma with benign fibro-osseous lesion of the mandible an extremely rare case report.
Pathol Int, 60:694-700, 2010
Hanazawa T, Kimura Y, Irie T, Tachikawa T, Okano T:
A case of osteosarcoma in the mandibular bone.
Jpn J Clin Radiol, 55:1037-42, 2010
外薗知恵, 入江太朗, 磯辺友秀, 藤田温志, 新谷悟, 立川哲彦:
片側舌下腺に生じたlymphoepithelial sialadenitis(LESA)の1例.
-本症例のIgG4関連硬化性疾患の可能性-
日本唾液腺学会誌, 51:37, 2010
総説
宮﨑 隆,片岡 有,藤野 茂:New Material&Technology ワイヤ放電加工処理チタンインプラント(IAT EXA)の特徴 EDSurfaceの骨適合性を中心に
補綴臨床,43:216-24,2010
学会報告
入江太朗, 磯辺友秀, 外薗知恵, 山本剛, 立川哲彦:口腔粘膜前癌病変のプロテオミクス解析-口腔粘膜前癌病変の診断における新たな「尺度」を求めて-.
第99回日本病理学会総会誌, p387, 2010
(第99回日本病理学会総会コンパニオンミーティング, 東京, 2010年4月)
Yamamoto G, Hokazono C, Kawamoto M, Isobe T, Irie T, Shintani S, Tachikawa T:
Search for biomarkers of oral lesion by laser microdissection and LC/MS/MS method.
(AACR 101st, Washington DC, April 2010)
Isobe T, Yamamoto G, Hokazono C, Irie T, Tachikawa T:
Identification of cancer stem cell-like fractions in culatured oral squamous cell carcinoma and expression of keratin 15 as a putative cancer stem cell marker.
(AACR 101st, Washington DC, April 2010)
Isobe T, Yamamoto G, Hayashi S, Hokazono C, Irie T, Tachikawa T:
Identification of cancer stem cell-like fractions in OSCC and expression of CK15 as a putative cancer stem cell marker.
(第19回日本がん転移学会学術集会?総会, 金沢, 2010年6月)
Miyamoto Y, Yasuhara R, Suzawa T, Wang X, Yoshimura K, Maruyama T, Akiyama T, Takami M, Yamada A, Sawa T, Akaike T, Tachikawa T, Baba K, Kamijo R:
Nitric oxide promotes odontoblastic differentiation.
The 6th International Conference on the Biology, Chemistry, and Therapeutic Application of Nitric Oxide Abstracts, p111, 2010
(The 6th International Conference on the Biology, Chemistry, and Therapeutic Application of Nitric Oxide, Kyoto, June, 2010)
Yoshimura K, Miyamoto Y, Yasuhara R, Maruyama T, Akiyma T, Yamada A, Takami M, Suzawa T, Tsunawaki S, Tachikawa T, Baba K, Kamijo R:
Monocarboxylate transporter-1 is involved in activation of nuclear factor-κB and expression of phogocyte-type NADPH-oxidase in mouse chondrocytic ATDC5 cells exposed to interleukin-1β.
The 6th International Conference on the Biology, Chemistry, and Therapeutic Application of Nitric Oxide Abstracts, p108, 2010
(The 6th International Conference on the Biology, Chemistry, and Therapeutic Application of Nitric Oxide, Kyoto, June, 2010)
安部友佳,菅沼岳史,葭澤秀一郎,安藤幸子,渡辺尚美,石井正和,山本剛,郡司知彦,立川哲彦,木内祐二,五十嵐順正,馬場一美:
睡眠時ブラキシズム寄与因子の検討—セロトニン関連遺伝子多型を含めた多変量解析—.
日本補綴歯科学会誌,第119回学術大会プログラム抄録集,p68,2010
(日本補綴歯科学会第119回学術大会,東京,2010年6月)
八巻幸一,片岡 有,大塚福長,宮﨑 隆:
EDSurfaceインプラントのウサギ大腿骨への埋入と評価.
(第30回昭和歯学会総会,東京, 2010年7月)
大塚福長,片岡 有,柴田 陽,山本 剛,立川哲彦,宮崎 隆:
EDSurfaceの細胞分化への影響.
(第30回昭和歯学会総会,東京, 2010年7月)
南保友樹, 綿引淳一, 田口智博, 榎本明子, 小野美樹, 入江太朗, 中納治久, 立川哲彦, 槇宏太郎:
抜去歯を用いた新しい顎骨再生療法に関する基礎研究について.
東京矯正歯科学会誌, 20:137-40, 2010
(第69回東京矯正歯科学会大会, 東京, 2010年7月)
吉村健太郎,宮本洋一,山田篤,丸山敏史,秋山智人,安原理佳,須澤徹夫,高見正道,立川哲彦,馬場一美,上條竜太郎:
Monocarboxylate transporter-1は、IL-1β刺激後の軟骨細胞で後期NF-κB活性化を起こし、NOX-2発現とそれに依存した細胞死を誘導する.
第28回日本骨代謝学会学術集会プログラム抄録集,p186, 2010
(第28回日本骨代謝学会学術集会,東京,2010年7月)
Irie T, Isobe T, Hokazono C, Tachikawa T:
Squamous intraepithial neoplasia can be discriminated and visualized by microscopy-based multicolor tissue cytometry.
15th International Congress on Oral Pathology and Medicine program, p , 2010
(15th International Congress on Oral Pathology and Medicine, Seoul, August 2010)
Isobe T, Yamamoto G, Hayashi S, Hokazono C, Irie T, Tachikawa T:
Identification of cancer stem cell-like fractions in OSCC and expression of CK15 as a putative cancer stem cell marker.
(第69回日本癌学会学術総会, 大阪, 2010年9月)
山本剛, 立川哲彦:
エナメル上皮腫から解明する歯原性上皮の特徴:
第42回日本臨床分子形態学会プログラム抄録集, p , 2010
(第42回日本臨床分子形態学会ワークショップ, 三島, 2010年9月)
田口智博, 綿引淳一, 南保友樹, 山本剛, 榎本明子, 小野美樹, 入江太朗, 立川哲彦, 槇宏太郎:
上下顎骨は、腸骨、長管骨と異なる遺伝子発現プロファイルを持ち、その治癒形態も異なる
第69回日本矯正歯科学会抄録集, p204, 2010
(第69回日本矯正歯科学会, 横浜, 2010年9月)
鈴木大, 山田篤, 安原理佳, 立川哲彦, 中村雅典, 上條竜太郎:
低分子量Gタンパク質Rac1は四肢骨格形成に必須である.
J Oral Biosci, 52(Supplement):112, 2010
(第52回歯科基礎医学会学術大会,東京,2010年9月)
吉村健太郎,宮本洋一,山田篤,丸山敏史,秋山智人,安原理佳,立川哲彦,馬場一美,上條竜太郎:
Monocarboxylate transporter-1は,IL-1β刺激後の軟骨細胞で後期NF-κB活性化を起こし,NOX-2発現とそれに依存した細胞死を誘導する.
J Oral Biosci, 52(Suppl):114, 2010
(第52回歯科基礎医学会学術大会,東京,2010年9月)
宮園あがさ,須澤徹夫,山本剛,小野美樹,相澤怜,臼井通彦,立川哲彦,槇宏太郎,山本松男,上條竜太郎:
エナメル芽細胞分化に伴うCaspase-14の発現をTGF-βが促進する.
J Oral Biosci, 52(Suppl):121, 2010
(第52回歯科基礎医学会学術大会,東京,2010年9月)
安原理佳:
リシン特異的ジンジパインは破骨細胞の分化誘導に対して、OPGを分解する事で、LPSや活性型ビタミンD3の作用を増強する.
J Oral Biosci, 52(Suppl): 62, 2010
(歯科基礎医学会賞受賞講演, 第52回歯科基礎医学会学術大会, 東京, 2010年9月)
八巻幸一,滝口裕一,池田 茂,大塚福長,阿多史雄,片岡 有,宮﨑 隆:
放電加工によるインプラント周囲の骨造成の経時的変化.
日本歯科理工学会誌,29:466,2010
(第56回日本歯科理工学会学術講演会,岐阜,2010年10月)
大塚福長,片岡 有,八巻幸一,柴田 陽,宮﨑 隆:
ワイヤ放電加工チタンが細胞分化に与える影響.
日本歯科理工学会誌,29:457,2010
(第56回日本歯科理工学会学術講演会,岐阜,2010年10月)
Taguchi T, Watahiki J, Nampo T, Yamamoto G, Enomoto A, Ono M, Irie T, Tachikawa T, Maki K:
Gene expression profiles from the jaw and alveolar bones are uniquely different from profiles of trunk and limb bones.
(96th Annual Meeting of American Academy of Periodontology, October 2010)
Nampo T, Watahiki J, Taguchi T, Yamamoto G, Enomoto A, Ono M, Nakano H, Irie T, Tachikawa T, Maki K:
Extracted teeth have potential as a bone graft material to replacing the other materials.
(96th Annual Meeting of American Academy of Periodontology, October
高田道哉, 伴良行, 山本剛, 植田俊彦, 斎藤雄太, 藤澤邦見, 小出良平, 小沢忠彦, 白石祐司, 立川哲彦, 平野勉:
ぺリオスチン:糖尿病網膜症の新しいマーカー.
(第25回日本糖尿病合併症学会シンポジウム2, 滋賀, 2010年10月)
Maruyama T, Miyamoto Y, Yamada A, Yamamoto G, Yoshimura K, Akiyama T, Suzawa T, Takami M, Tachikawa T, Baba K, Kamijo R:
Carbonic anhydrase IX suppresses hypertrophic differentiation of chondrocytes.
The 32nd Annual Meeting of the American Society for Bone and Mineral Research Onsite Program, p136, 2010
(The 32nd Annual Meeting of the American Society for Bone and Mineral Research, Toronto, Canada, October 2010)
Kataoka Y, Yamaki K, Ohtsuka F, Isobe T, Ata F, Yamamoto G, Tachikawa T, Miyazaki T:
Promoting Bone Formation on the Surface by Wire-type EDM in vivo.
(The 19th EAO Annual Congress, Glasgow, October 2010)
高田道哉, 伴良行, 平野勉, 斎藤雄太, 植田俊彦, 山本剛, 立川哲彦:
プロテオーム解析による糖尿病網膜症の新規マーカー候補-ぺリオスチン-の同定.
(第57回昭和医学会総会, 東京, 2010年11月)
木村洋子, 島田幸惠, 堀正美, 磯邊友秀, 入江太朗, 立川哲彦, 井上美津子:
Ameloblastic fibrodentinoma(エナメル上皮線維象牙質腫)により下顎第二乳臼歯が萌出遅延した1例.
(第22回日本小児口腔外科学会, 東京, 2010年12月)
Rika Yasuhara, Yoichi Ohta, Tai Hoang, Takahito Yuasa, Naoki Kondo, Maurizio Pacifici, Masahiro Iwamotoand Motomi Enomoto-Iwamoto, Essential Roles of Wnt/b-catenin Signaling in Regulation of Structure and Function of Articular Surface Layer., 50th annual meeting of The American Society For Cell Biology, Philadelphia, PA, USA, December, 2010
講演
片岡 有:私のむし歯を治してください
(静岡大学教育学部附属静岡中学校公開講座,2010年11月)
片岡 有:
芸能人は歯が命か
(星誕オーディション講演,東放学園,2010年9月)
安原理佳:
The roles of Wnt/b-catenin signaling in Articular Cartilage.
(理化学研究所ゲノム医科学研究センター, 東京, 2010年3月)
安原理佳:
関節軟骨におけるWnt/beta-cateninシグナルの役割
(埼玉医科大学ゲノム医学研究センター, 埼玉, 2010年3月)
受賞
安原理佳:歯科基礎医学会賞受賞, 題目:「リシン特異的ジンジパインは破骨細胞の分化誘導に対して、OPGを分解する事で、LPSや活性型ビタミンD3の作用を増強する」
(第52回歯科基礎医学会, 東京, 2010年9月)